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お知らせ

「生きもの田んぼ&生きもの畑を育む実践アイデア手帖 -考え、行動する農家と地域の方々へ」を制作しました

2011.04.21

 かつて多くの田園では、空を覆うばかりのトンボや賑やかなカエルの声、水路のホタルや様々な魚たちの姿が身近な存在でした。 ところが今、そうした生きものたちが次第に少なくなってきています。農業は生きものたちからの恵みなしには成立しません。 また、農業活動を通じて、里地や里山など、多くの生きものが暮らす環境が創り出されています。

 このような農業と生物多様性の相互に支えあう豊かな関係を各地に広めていくことを目的に、 田んぼや畑に生息する生きものたちの生息環境に配慮しながら生産活動を行い、 農業を通じた食料生産と生物多様性保全を両立しようとする取り組みの支援を行う一環として、 ガイドブック「生きもの田んぼ&生きもの畑を育む実践アイデア手帖 -考え、行動する農家と地域の方々へ」(以下、アイデア手帖)(B5版 フルカラー p.59) を制作いたしました。 また、アイデア手帖の付属として、 農業と関係の深い生きものたちを写真で紹介する「生きもの田んぼ&生きもの畑 ものしりカード48+2」(以下、ものしりカード)(85mm×58mm 両面フルカラー 1セット50枚)をあわせて制作いたしました。

 アミタ持続研は、このアイデア手帖および生きものカードを広く周知し、積極的な利活用を図るため、希望者の方に無償で頒布いたします。 詳しい入手方法は、以下をご参照ください。

※アイデア手帖および生きものカードは、平成22年度地球環境総合対策推進事業「生物多様性向上農業拡大事業」の一環として制作いたしました。


アイデア手帖について

 アイデア手帖は、取り組みの実践方法について、具体的な手法や留意点、チェックリストを紹介する「アプローチ編」と、水田や畑、果樹栽培などにおける全国各地の特徴的な取り組みを紹介する「事例編」とで構成されています。
 取り組みに関心のある農家や地域の皆様、あるいはすでに取り組みを進めている皆様にぜひ参考にしていただきたいと思います。また、農家の皆様だけでなく、関心を持っている消費者や流通事業者、行政関係者、教育関係者の皆様などにとっても、それぞれの立場での関わり方やできることを探すきっかけとしていただければ幸いです。

   アイデア手帳 11.3MB

   ※原稿・写真の無断での転用転載はご遠慮ください。


ものしりカードについて

 私たちの食べものが育まれる田んぼや畑は、同時に様々な生きものたちの暮らしの場でもあります。そのほんの一部のメンバーを、このカードでご紹介します。
 農家等の取り組み主体や関係者・支援者の皆様に、販促活動や環境学習、交流活動などのツールとして活用していただければと思います。使い方はいろいろです。二組あれば読み札と取り札に分け、かるたや百人一首のようなゲーム遊びもできます。総合学習の時間の教材としてもご利用ください。このカードをきっかけに、生きもの田んぼ&生きもの畑のものしり博士がたくさん生まれることを願っております。

   ものしりカード 9.8MB

   ※原稿・写真の無断での転用転載はご遠慮ください。


【写真提供・出典】
・豊岡市役所〔№2上 コウノトリ〕
・佐渡市役所〔№3 トキ〕
・環境省阿蘇自然環境事務所〔№41上 採草地〕
・静岡県農林技術研究所〔№41下 採草地〕
・たかしま有機農法研究会〔№5 コハクチョウ、№48 牛耕〕
・河合果樹園〔№42 IPM〔総合的病害虫管理〕
・川上和人((独)森林総合研究所)〔№8 ミゾゴイ〕
・阿部 司((株)ラーゴ)〔№8 アユモドキ、№ 25上 ニッパンバラタナゴ、№39④タイリクバラナタゴ)
・渡辺昌和〔コオイムシ、№25下 ゼニタナゴ。№33④コオイムシ〕
・奥山英治(日本野生生物研究所)〔№2下 コウノトリ、№20下 ナマズ〕
・菊池玲奈(結・社会デザイン事務所)〔№34下 セイヨウオオマルハナバチ〕
・フォト ライブラリー(http://www.photolibrary.jp/)〔№6 サシバ、№7 ヒバリ、№9 タゲリ、№11 カルガモ、№28 ホタル、№30 シオカラトンボとギンヤンマ、№31① ゲンゴロウ成虫、№32上 タガメ、№33② アメンボ、同⑤ マツモムシ〕
・アミタ持続可能経済研究所〔上記に指定のないものの全て〕

入手方法

 ※頒布対応は終了しました。多数のお申込みありがとうございました。
ダウンロード(上記)によりご確認ください。

生物多様性向上農業拡大事業に関するお問い合わせはアミタ持続可能経済研究所まで | 対応時間 : 平日 9:00-17:00, TEL : 075-255-4526 | メールでのお問い合わせ

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